◆選手名

103 小川亨RC 一塁手版

  小川一塁手 (近鉄)

103プロ野球カード

リード・オフ・マン、小川選手

 ROOKIE CARD 

初版

★このカードには初版一塁手再販外野手版がある。

 

1973-103-1-1-3

※チェックポイント

違いはカード下部の小川一塁手の塁手文字右肘位置が異なる点

ポイントA: 一塁手の 塁 の田の右上が右肘に掛っている。手の右側が2段目がギリギリ出ている。

タイプA 

一塁手の『』と『』が右肘に掛っている。太文字・小文字版

太文字・小文字版

 

タイプB

タイプAに似ているが『』の右側2本目の線が肘に入っておりまた『』と肘の隙間がタイプAと比べて『肘の山がない 』

ポイントB: 小川 川の上部と一塁手の 一 が半分 右肘に掛っている。

タイプC

小川『』から『一塁』までが右肘に掛っている。太文字・大文字版

タイプD NEW!!

発見!A版に似ているが『塁』の左上が肘との隙間が大きいのと『手』の上から2本目が出ている部分がA比べて若干長い

表面の右の眉間上に赤いリング(ゴミ)がある

珍品発見・・

小川亨(通称もーやん)のルーキーカードとなった写真である・・近鉄RC三部作の土井・鈴木に比べると一番シンプルな一枚である・・モーやんらしいと言えばらしいが・・カード化された画像と比較すると腰のベルトと右の樹々が写り込んでいる以外はさほど変化が見られない・・どちらかと言うと真下の写真をカード化して欲しかったなーと思うのである・・めっちゃモーやんやん(^^)

この写真は#103ルーキーカードの撮影の日に撮られたうちの一枚である。個人的にこの表情の方が『モーやん』らしくて良いと感じられるショットである。因みにバットは『30』羽田のバットを使用している・・カードはもう一本のバットを使用している‥自分のかな?

思い出の猛牛戦士

近鉄在籍(1968-1984)

『いぶし銀のモーやん』

田舎の畑にいそうなおじさん・・・それが『モーやん』事小川亨。

で、『なんでモーやんなん?』牛の球団やから『モー』やん?

実は3つの説がある。

➀『南海・掘込基明』に似ておりそのニックネームが『モーやん』だった。

②『モヤシみたいに細かったから・・』

③『牛(もー)のように粘り強い性格だったから・・』無理があるな・・

なんや、ほんなら➀なら『金村義明』に似ている『鈴木健』『橋本清』

みたいなもんやな・・(笑)

切り込み隊長として活躍し、三振しない選手としてチームを引っ張った。

勝負強いバッティングと冷静な選球眼。。『打席に立つとバットを持った右手は大きく天を指しそこから一気に下ろして両脇をしめて体をひねりバットの先端と鋭い眼は投手を捉える』小川のルーティーンである。入団当初は打球が飛ばず岩本コーチにボールを前で捉えて捌く様に指導を受け飛ぶ様になった事で生まれた独特のフォームである。

昔の近鉄はみんな特徴的な打撃フォームをしていた。

平野光泰の1番なのに大きく振り被った上段の構えだったし梨田のコンニャク打法羽田の神主打法・・新井の傘さし打法なんてのもあった・・

個性的やったね・・『モ~やんは近鉄を代表する選手』やったし、なんと言っても近鉄の顔やね・・』違う意味でも(笑)

鈴木啓示・小川亨・平野光泰・橘健二・山本和範・金村義明・山下和彦・池上誠一・中村紀・古くは村田康一・・

こんだけ面子がおったら事務所出来るな・・(笑)

若い頃はチームの纏め役となり常に西本監督の横に座っていた。

これらの経験がコーチとして活かされたに違いない

近鉄一筋 17年 1634安打が輝いている。