#137 柳田豊
ROOKIE CARD
思い出の猛牛戦士
近鉄在籍(1975-1987)
『ニャロダンス』
ニャロダンスとは柳田豊の流れる様なピッチングフォームに付けられた名前で
投球動作はいったん後ろにのけ反りボディスイングを小さく取り、ノーワインド
アップから一気に投げ込む。投げ終わると左ひざのバネで跳ね上がるフォームが
特徴である。球の出が分かり辛くクラウン時代の柳田には近鉄打線も苦しんだ。
で、『ニャロって』なんぞや?ってなるが『ニャロメ』から付いたそうだ。
西本幸雄監督は柳田獲得の為に主砲・土井正博を放出し芝池と共に近鉄にやって
きた。※トレード時には(土井通算本塁打305本→柳田通算で16勝だった)
それでも近鉄に移籍すると負け数は多かった物の78年からは4年連続で2桁勝利を
挙げ近鉄2連覇の原動力となった。87年引退の際には田舎で『畑でもします』
と語っていたのが子供心に覚えており『なんて素朴な人や・・』と感じた。
現在は農業ではなく漁業をしているそうで・・『アラッ?』っと思ったが
それはそれで。。通算成績は110勝だが近鉄に移籍してから94勝している。
近鉄移籍して正解だったと個人的には思う。記憶にも記録にも残る
選手である。。