鈴木投手(近鉄)
99プロ野球カード
パの奪三振王!鈴木投手
ROOKIE CARD
※チェックポイント
このカードの違いはカード前面最下部の 鈴木投手(近鉄)鈴の文字とユニフォームのへそ部分のボタンの位置がカードによって異なっている点
タイプA
鈴の文字がボタンのやや右上にある。(近鉄)大文字・太文字版
タイプB
鈴の文字がボタンの右上部に掛っている。ボタン穴4つ小文字・太文字版
タイプC
鈴の文字がBの位置よりホンの少しだけ中央に寄って下がっている。ボタン穴2つ
タイプD
Bに似ているが鈴の文字がボタンの中央にありボタンも穴が4つ見えやや上にある。
タイプE
鈴の文字がボタンのかなり左上に位置している 大文字・細文字版
タイプF
鈴の文字がEより更に左に位置している。
タイプはAと一緒だが握ったボールの真下に『赤いリングがある』
※あくまで個人的データだが流通量としてF・B・E・Aの順で数が少ない・・・(所有する40枚からのデータ)またBタイプは背番号1の右下にローラー痕が多くみられるのが特徴である。
珍品発見・・
鈴木啓示のルーキーカード(#99)になる前の写真である・・・#257土井正博カード同様余白のある写真だった事がわかる一枚である・・でもなんちゅう中途半端なアングルや―っ!右側をこんなに裁断するとはもう口が『アングリや―』っ(※辛いでしょうが最後までお付き合いください^^)現在のカルビーカードにはに無いこの頃のカードはオフショット的なカードが多くそれが今もマニア心をくすぐる理由の一つですが、どうですか・・このマウンドでは絶対見せないこの笑顔!在阪球団のエースがまるで『ザ・テレビジョン』の表紙の様な一枚となっている(レモンではないが・・)今やBBM社が供給する使いまわしの写真がカード化される時代・・其れに比べて良い雰囲気を醸し出しておりますな・・鈴木啓示の中でも大好きな一枚である!!
珍品発見その2・・
幻の鈴木カードがあった!!44年の時を超えて発見!
1973年 第10ブロック #326 鈴木啓示
ちょっと待った!何を言ってるの?あなた!!#326は『激突!日本シリーズ・巨人対南海 『ピンチだ、集まれ!』じゃあーりませんか・・そうです・・こんな事を発するとこちらが『ピンチだ、集まるな!』と言いたくなるが上下の写真をご覧いただきたい。。厳密に言うと『#326になる予定だったカード』である。。(タダでさえ少なかった73年近鉄だけになって欲しかった‥残念)上部の写真はその写真である・・鈴木のラグランユニ以前(肩が赤い)のカードは1973年では♯99のみなので貴重。次に下の画像を見て頂きたい・・上の写真のネガだが左中央下部に『326-300』と手書きで書かれている。更に3枚目の写真を見て頂きたい。ネガに振られている手書きの数字はすべてカード化される際の番号が書かれている。326の二つ前には土井正博のカード(#324)がカード化されているのでカード化されていてもおかしくはないのである・・また2枚目の鈴木ネガの右側にはカード化する際の大きさの倍率の設定の数字が書かれている。これは非常に興味深く(特に牛キチには)歴史的な資料と言えるだろう・・
思い出の猛牛戦士
近鉄在籍(1966-1985)
『何苦楚魂とストイックなビッグワン』
ドラフト2位で入団し背番号は40番台に決まっていたが『背番号1』を要求。
『鈴木君高校野球じゃないんやから1より2桁勝つと言う意味で2桁の番号を用意している。』でも『阪神のバッキーは4番で一桁です!』と言い返し1番に決定した。
(日本一の投手になるという意味も含まれているとか・・)
入団時の近鉄選手は負け犬根性が染み付いた選手が多く自分は染まらないと1年で寮をでている。(練習量は兵庫育英時代の1/10程度だったと言う。)
同じ左で尊敬していた金田正一に夜の街で会いカーブの投げ方を乞うもプロ野球選手と分かると断られ(有名)その足で藤井寺のレフトに金田の顔を書きそこを目掛けカーブを投げる練習をしたと語っている。
曲がらなかったもののチェンジアップとなり緩急ができたという。。金田からは後に『カーブは腰で抜くんや』と教わったと話す。。
鈴木と言えば真っ向勝負が有名で世界記録となる非本塁打記録を持ちまた無四球試合も78の最多記録を持っている。
これらは打たれても逃げない投手の証である。
食べ物にこだわり、キャンプへは飛行機には乗らずに自家用車をキャンプ地に持ち込むこだわり。練習は走りまくり自分を徹底的に追い込んだ。
84年5月5日に300勝を達成するが翌年 小山正明氏の320勝が目前の317勝を最後にユニホームを脱いでいる。『投げたらあかん!』とCMで言いながら自ら『シーズン途中で投げてしまった』がこれも鈴木啓示の美学・ストイックさではないであろうか・・『草魂』の『魂』が抜けたらただの『草』ですわ。。
と語った。もう300勝投手なんて出てこんなー・・2000本安打は毎年の様に出てくるが、今後は200勝ですら厳しいでしょうな・・
この写真は2023年4月29日に40年間の夢が叶った際の写真である!管理人の長年の夢であった鈴木氏に逢いたい!の気持ちだけで2018年『パリーグ野球居酒屋』を開業!その際、絶対に5年後までに『鈴木啓示氏を招ける店にしたる!』を掲げ開業5周年のお祝いとして当店名物【トークショー&サイン・撮影会】に御招きする事が出来た。夢の様な時間やった・・鈴木氏を真似て左利きになり、滝川ではなく育英高に・・ワイも天理ではなくライバルの正強に・・就職は鈴木氏の実家と同じ職種の酒屋に30年間務めた・・人生全てが鈴木啓示と共にあった!『ドリームカムトゥルー』・・まさに達成された一生忘れる事の無い日である!
※この写真はサイト管理者が運営する『ビークレイジー』イベントでの1枚である。